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コスト面で割高になるケースもあります

変額個人年金保険では、保険料の払込方法は、「一時払型」が基本ですが、「積立型」は毎月一定額を積み立てていくタイプになります。

「積立型」は、給与収入を初めとした、定期的な収入があり、一定期間をかけて退職後のセカンドライフマネー用の資金を貯蓄・運用していきたいという、現役世代向けの払込方法となります。

30代から40代の現役世代は、年金の必要性を20代と比較して、感じてはきているものの、住宅ローンや子供の教育費用で出費がかさんでしまい、なかなかまとまった資金を老後のセカンドライフ用に回せないのが現実になります。

こうした世代でも「積立型」の場合であれば、「一時払型」と比較して加入しやすくなると思われます。しかし、「一時払型」と比較すると、一定の積立金までは、別途費用として、保険契約維持費が必要になるなど、コスト面で「一時払い型」に比べて割高になってしまうケースがあります。

特約が多い「規則的増額」

従来の「積立型」の場合、保険料の支払いが滞ると、契約そのものが失効してしまう。という場合がありましたが、近年ではこうした心配を解消する為に、「規則的増額」を活用できる商品も登場しています。これは規則的に定額を預貯金口座から引き落とすことによって、自動的に増額が行われる商品となります。

多くの「一時払型」には、「任意増額」ができる機能が付いています。一部の「一時払型」の商品の場合では、定期的な積立型となる「規則的増額」を付与する事が出来るのもあります。この規則的増額を活用する事によって、ドルコスト平均法の効果を得る事も出来ます。ドルコスト平均方は、「一定の金額」を定期的に継続して、同一の商品を購入し続けることでリスクを軽減させる方法になります。