アドセンス

金融機関以外からの販売ルートに着目

1999年から販売が開始された変額個人年金保険ですが、販売開始以降、2007年3月末までに資産残高は14兆円を越えています。2002年に10月の銀行窓口販売の解禁以降、変額個人年金は銀行や信託銀行や証券会社といった金融機関の窓口での販売が中心となっています。特に2002年10月の銀行窓口解禁を機に、販売ペースが飛躍的に上昇し、4年半で資産残高が25倍となりました。

2006年の3月期には、生保20社が変額個人年金保険で提携する金融機関の数が1500社を超え、今後は益や商業施設にある、来店方保険代理店やインターネット上の新

「増やし」ながら「使う」に魅力

変額個人年金保険を取り扱う金融機関は増えましたが、実際に変額個人年金保険の加入を目的として窓口や問い合わせをしてくる人は少なく、「まとまったお金を運用してみたいけど、どうして良いか?」という相談を窓口で行い、販売担当員から商品を紹介されて、他の商品と比較検討した結果、加入するという人が大勢となっていました。

中でも、定期預金の満期を迎えた人が、長期に渡る投資の一つとしての位置付けで、加入する人が多く、「長期投資」という視点での親和性が高かった事から、加入する率も高かったみたいです。また従来の増やすというだけの商品と違い保険機能が付いている点も、加入するきっかけとなり、一気に加入者数を増やす要因となりました。